
今や、テレビはネットからテレビ電話、Youtubeの動画まで楽しむことができるので、一昔前のように放送番組や録画放送を見るだけの家電ではありません。
そんな新型テレビには有機ELや4K対応、HDRやネット対応、Android搭載など新機種もいろいろ出ていますから、どんな機能のテレビを選べばいいのか、どのぐらいの大きさが必要なのか迷いってしまいますよね?
テレビは、私たちの身近にある家電でありながら、実は、「買って失敗した」という声もよく聞く家電でもあります。
実際、テレビは他の家電に比べて高額ですから、気に入らないからといってすぐには買い替えるわけにはいきません。失敗しないテレビ選びのポイントをご紹介しましょう。
Table of Contents
◯現在人気の薄型テレビ
50V型以上が中心だった4Kが、40V型も発売されるようになりました。それとともに価格も下がり、入手しやすくなっています。フルハイビジョン(以下、フルHD)モデルでは、50V型以上が人気です。
•4Kテレビ
画素数が、フルHDの4倍の高精細な4Kテレビは、今まで50V型以上が主流で高額でしたが、最近では40V型クラスも展開されるようになり価格も10万円台前半まで下がりました。
4Kテレビはパネルの画素数のみの「4K対応テレビ」と4Kチューナーを内蔵している「4K内蔵テレビ」になります。一時期は対応テレビが多かったのですが、現在は4Kチューナー内蔵テレビが主流です。
•50V型クラス
やっぱりテレビは、大画面で見たいと思う人が多いうえに、値段も手ごろになったので、50V型は人気沸騰中です。
フルHDモデルでは、50V型以上を選択する人が多いです。値段も10万円以下になったこと、本体サイズも以前に比べてずいぶん小さくなったので購入する人は急増していています。
また、この大きさになると現在はほぼ4Kに対応したTVになります。
•32V型モデル
それほどの大画面に拘りのない方には以前から32V型モデルは人気がありました。もし、フルHDや倍速液晶などまではいらないということなら、直下型LEDを搭載したものが4万円以下で購入できます。
◯テレビ選び方のポイント
現在、主流のテレビは、「液晶テレビ」と「有機ELテレビ」の2種類です
液晶テレビは、今最もポピュラーな薄型テレビです。価格はピンキリで、本格的に映画を視聴するのにも耐える機種もあります。ラインアップが豊富で、用途に合うものが選べます。
一方、有機ELテレビは、最新大型テレビを中心に種類が増えています。コントラストが見事な映像はとても見やすく、今まで液晶テレビでは、輪郭がぼやけていた暗い映像もきれいです。
•液晶テレビ
液晶テレビは、コンパクトな20インチ以下の小型テレビから、みんなで大画面を楽しめる60インチ以上の大型テレビまでサイズが自由に選べます。ポータブルテレビ、お風呂テレビも液晶テレビです。
液晶テレビの長所は、消費電力が少ないこと、蛍光灯や太陽の光を反射しにくいので明るい部屋での視聴に適していることです。
逆に、液晶テレビの短所は、暗い映像や、スポーツなどの動きが激しい映像を苦手としています。もし、暗くした部屋での映画鑑賞やスポーツ観戦を楽しみたいとお考えなら、有機ELテレビの方がいいでしょう。
•有機ELテレビ
有機ELテレビの長所は、コントラストがはっきり鮮明な画像を見ることできることです。また速度の速い映像も得意です。
そのうえ、視野角が広いので、置き場所を選びません。構造的にも薄く作ることができるので、インテリアになじむデザイン性も人気です。
今まで、有機ELテレビといえば、大型で高価格というイメージでしたが、各メーカーが競ってさまざまな種類を発売しています。
12畳の部屋に最適なサイズの55型まであります。以前は、最低でも40万円近くした価格も、最近は20万円台のモデルも登場しています。
•サイズ
テレビのベストなサイズは、「視聴距離」と関係があります。
つまり、液晶テレビでは、画面の高さの3倍の距離が見やすい位置でした。一方、最新の4Kテレビは、高精細な映像なので、画面高さの1.5倍まで短くなっています。
視聴距離に比べて画面サイズが小さいと詳細な部分が見づらいですし、逆に画面サイズが大きすぎると目が疲れます。画面サイズは、部屋の大きさとのバランスを考えて、慎重に選びましょう。
以下に、各画面サイズの高さを4:3、16:9(ワイド)に分けたものを記載しています。テレビのサイズを選ぶ際、参考にしてください。
「視聴距離・部屋の広さ・サイズ」
約1.2m 6畳未満 32V型
約1.4m 6畳 37V型
約1.5m 6~8畳 40V型
約1.6m 6~8畳 42V型
約1.7m 8~12畳 46V型
約1.9m 12畳以上 52V型
約2.2m 12畳以上 60V型
約2.4m 12畳以上 65V型
•画素数の選び方
液晶テレビの映像は、一見一つの面に見えますが、実際は小さい点が寄り集まり、全体として一つの映像に見えます。それぞれの点が密ならば、小さい粒々感が気にならなくなり、画像が美しく見えます。
この点の個数が画素数で、多ければ、より精密な画像が表示されます。とりわけ、同じ画素数でも大画面の場合、点と点の距離が大きくなり画面が荒くなります。大画面サイズのテレビを買う場合は、画素数をチェックしましょう。反対に、小型テレビなら、画素数が少なくても画面が小さいため、画面が荒くなりませんから画素数を気にする必要はありません。
ただし、50V型を超える大画面の場合、画素数1920×1080か、画素数3840×2160のどちらを選ぶか判断が分かれます。
もちろん、画素数1920×1080でも十分ですが、50V型を超える大画面なら、その違いを実感します。もし、画質を重視するのなら、画素数3840×2160の液晶テレビの選択を視野に入れてもいいかもしれません。
現在販売されている50V型以上のサイズのTVはほぼ画素数3840×2160(4K)対応です。また、60V型以上の一部メーカーでは、画素数3840×2160=約800万画素(8K)対応の商品も出てきております。
◯チューナー数の選び方
チューナーには、地上波、BS、CS110度デジタル放送、4K・8K用がありテレビを買う際には、チューナー数を確認しましょう。
チューナー数が1つだけなら、1つの番組しか見ることができません。チューナー数が複数あれば2番組を同時に見ることができたり、視聴している裏番組を録画できたり便利ですから、少し予算に余裕があるのでしたら複数チューナーがついているものがおすすめです。
また、ケーブルTVに加入しているなどアンテナが直接設置されていない場合、TVに内蔵されているチューナーでBS/CSや4K放送が受信できない場合があります。
ケーブルTVのプラン変更または、CATVのセットトップボックスの交換が必要になる場合があります。
◯接続端子の選び方
接続端子とは、液晶テレビと他のAV機器を接続する端子です。AV機器に接続するなら、その世界や楽しみが広がります。液晶テレビを購入の際には、ここにも注目してください。
•HDMI入力端子
HDMI入力端子は、HDMI出力端子がついているAV機器に接続するときに使う接続端子です。HDMIは、映像データと音声データを1本のケーブルでデジタル信号として送れる接続インターフェースで、DVDプレーヤー、BDプレーヤーなどのAV機器には広く使われているので、液晶テレビとそれらのAV機器を接続したいとお考えならマストです。
•D端子
D端子は、D端子が接続端子としてついているAV機器と接続するために使用する接続端子です。D端子は、映像データをアナログ信号で送るため、デジタル信号からアナログ信号へ変換する際に画質が劣化します。しかし、アナログ信号で伝送する接続インターフェースのなかでは、画質に優れていると言えるでしょう。D端子には、D1,D2,D3,D4,D5があり、数字が大きくなれば高い解像度に対応でき、高い画質の映像データが送れます。
尚、D端子は古いAV機器の接続が必要になることがなければ、液晶テレビにD端子がついている必要はありません。また、制限によりD1相当の画質で対応となるため現状では主流ではありません。

•ミニD-Sub15pin端子
ミニD-Sub15pin端子とは、パソコンに接続するための接続端子です。液晶テレビをパソコンの液晶モニターとして使いたければ必要です。液晶テレビにHDMI入力端子があれば、HDMI出力端子がついているパソコンと接続できますからミニD-Sub15pin端子がなくても問題はありません。
•光デジタル音声出力端子
光デジタル音声出力端子は、音声データの音質を劣化させることなく、デジタル信号で送ります。音質重視ならマストですが、HDMI入力端子がARCに対応していれば、音声データを双方向に伝送できますから、光デジタル音声出力端子は必ずしも必要ではありません。
•ライン出力端子
ライン出力端子は、ライン入力端子がついている外部オーディオ機器と接続するためのものです。液晶テレビとライン入力端子があるオーディオ機器と接続したいなら必要です。
•USB端子
USBメモリーや外付けハードディスクなどをUSB接続で接続するための接続端子です。周辺機器と接続して何ができるかは、液晶テレビの機能次第なので、液晶テレビの機能も確認しましょう。
•LAN端子/無線LAN(Wifi内蔵)
LANケーブルを接続するための接続端子です。LANケーブルを接続して何ができるかは、液晶テレビの機能次第なので液晶テレビが持つ機能の内容も確認しましょう。
また、最近は無線LANを内蔵している商品もあります。
こちらもテレビの機種によってできる機能の差があります。YoutubeやAmazonのプライムビデオなどをTVの大画面で楽しめるのでチェックしたいですね。
テレビは、他の家電と比べてまだまだ高額です。自分がテレビに何を求めているのかを明確にしたうえで、ポイントをよく見極め、この機能もほしかったのにと後悔しないように慎重に選びましょう。

















