⑦空気清浄機の選び方「しろCo's.net」

花粉やPM2.5など私たちのまわりの空気の環境は、年々悪くなってきています。わが家にも空気清浄機を買おうと思ったとき、どんなものを選べばいいのか悩みます。そんなあなたに、方式の違い、子ども部屋用の空気清浄機、メーカーの違いなど、空気清浄機についてわかりやすくご説明します。

◯今は、どんな空気清浄機が売れ筋か?

現在、空気清浄機はメンテナンスフリー化がトレンドです。今まで、空気清浄機といえば、花粉症対策が主な目的でしたが、最近は、有害物質PM2.5対策として導入を検討される方も増えています。加湿機能付きや、10年間フィルター交換不要の製品も人気です。

•加湿機能搭載タイプ

空気が乾燥する季節にうれしい加湿機能も兼ね備えた空気清浄機は、風邪やインフルエンザ予防に効果を発揮します。加湿器と2台使うより省スペースです。

•有害物質PM2.5対策タイプ

ニュースで、PM2.5の飛来が伝えられると心配になりますね。高性能なHEPAフィルターなどを採用し、微小粒子状物質PM2.5を除去することができる空気清浄機が今や一般的です。

•メンテナンスフリータイプ

空気清浄機のフィルター交換って正直、めんどうです。でもしなければ、効率が落ちます。いまや、フィルター交換の手間を省け、コストがかからないフィルターの寿命が10年という製品も出てきました。もちろん、使用状況によって寿命は短くなることもあります。

◯空気清浄機の選び方

空気清浄機とは、お部屋の中の空気中の粒子やニオイをきれいにできる家電製品です。

室内には、溜まったほこりや、病気の原因となるウィルスや菌、アレルギーの元になる花粉などが人の動きと一緒に浮遊しています。タバコの煙やペットのニオイも気になります。これらを空気清浄機は除去してくれます。

すべての空気清浄機が、いま述べたすべてのものを除去できるわけではありません。空気清浄機を選ぶポイントは、自分が除去したいものに対応しているかどうかです。その点をチェックしましょう。

最近のニュースで気にする方が多くなったPM2.5ですが、PM2.5とは、2.5μm以下という微小粒子のことです。非常に小さな粒子なので、いったん吸い込むと肺の奥にまで到達し健康に深刻な影響を与えます。

PM2.5の飛来は、今後も続くと考えられますから、メーカーは、PM2.5に対応した空気清浄機を開発、製造しています。これから、空気清浄機を買おうと思う方は、PM2.5対応の機種を選択されることをおすすめします。

・集塵(しゅうじん)式かどうかをチェックしましょう。

空気中の汚れを取り除く方式には、ファン式と電気集塵式の2方式があります。ファン式は、きめ細かな素材のフィルターで汚れをキャッチします。一方、電気集塵式は、静電気の力で汚れをキャッチします。

•ファン式

ファンを回して集めた空気をきめ細かな素材のフィルターに通して、汚れを取り除きます。ほこりなどの比較的大きな物質をろ過するプレフィルターと、花粉や細菌などの微細な物質を取り除く集塵フィルターなど、いくつかのフィルターで対応します。

•電気集塵式

空気中の浮遊物質をプラスに帯電させ、マイナスに帯電したフィルターに吸着させる、静電気で取り除くのが電気集塵式です。この方法のメリットは、フィルターの目詰まりが少なく、集塵効果が長く持続することです。

◯除去、抑制

空気清浄機のメーカーは、あらゆるものを除去できる空気清浄機の開発をしていますが、いまのところ、製品によって除去、抑制できる物質が異なります。自分は空気清浄機に何を求め、何を除去してもらいたいのかをはっきりさせ、それに対応する機種を選びましょう。

•除菌できるもの

空気中に浮遊しているカビやウィルス等の除菌もしてほしいなら、除菌機能のある空気清浄機を選びましょう。ただ、この場合も、あらゆる菌、ウィルスに対応しているわけではないので、カタログ、製品情報サイト等で要確認です。

•脱臭できるもの

タバコやペットのニオイが気になるなら、脱臭もできる空気清浄機がおすすめです。脱臭をそれほど必要としない部屋で使用するつもりなら、この機能は不要かもしれませんが、脱臭機能も重視したいのなら、脱臭できるニオイの種類を確認しましょう。

•アレルギー対策

花粉やダニなどのアレルギーの原因となるものを除去したいのであれば、アレルギー原因物質を除去する能力のある空気清浄機を選びましょう。除菌、脱臭と同じように、空気清浄機によって、除去できるアレルギー原因物質が異なりますから、要チェックです。

〇適用床面積

設置する部屋の3倍ぐらいを目安にしましょう。

空気清浄機は機種によって空気を清浄できる性能には差があり、どのぐらいの部屋に対応できるかを示したものが適用床面積です。

適用床面積とは、空気清浄機が約30分で空気をきれいにすることができる部屋の大きさです。ほとんどの空気清浄機の適用床面積は10畳以上と表示されていますから、家庭の一般的部屋より大きくなっています。

実際、室内の空気を清浄するのに30分もかかれば、その間も清浄されていない空気を吸い続けていることになりますので、それでは十分ではありません。

以上の点を踏まえると、表示されている適用床面積に関わらず、設置する部屋の3倍、またはそれ以上の適用床面積の製品を選ばれることをおすすめします。

〇風量

空気を吸い込む量を示しているのが風量です。これも、製品によって差があります。

風量が大きければ、たくさんの空気を吸い込み、早く室内の空気をきれいにすることができることになります。ただ、空気を吸い込むだけでは除去できないので、空気中の粒子やニオイを除去できる能力も考慮しましょう。

たいていの空気清浄機には、運転モード切替えスイッチがついています。風量を小さくして運転音や消費電力を抑える運転モードや、風量を大きくして空気清浄能力を強力にする運転モードがあります。どんな運転モードがあり、切り替えられるかは確認しておきましょう。

〇消費電力

空気清浄機は、長時間使用し続けます。長い間つけ放しの家電の場合、ランニングコスト、つまり電気代が気になります。できるだけ省エネタイプの製品を選びたいところですが、空気清浄機は、それほど電力は使いません。同程度の空気清浄能力のある空気清浄機なら、消費電力の差はほとんどありません。

どうしても省エネ機能も重視したいとお考えなら、省エネを実現するための機能、たとえば、消費電力を抑える運転モードがあればいいですね。

〇運転音

空気清浄機の動作音の大きさの目安となるのが、運転音で、単位はdB(デシベル)で表示されます。主に空気を吸入するためのファンが回転することによって発生します。

空気清浄機はずっと運転させ続けている家電ですが、他の家電に比べると運転音は気になりません。ただ、製品によっては、強力モードの時は運転音が気になることもありますから、静音にこだわりたいのなら、運転音を抑える静音モードがついているかどうかを確認してみてください。

〇フィルター

空気清浄機のフィルターには、フィルターを交換するタイプと、交換しないで洗って使い続けるタイプがあります。

フィルター交換が必要な機種なら、カタログやメーカーの製品情報公開サイトで、フィルター交換の頻度の目安やフィルターの価格をチェックしておきましょう。フィルターの交換は定期的にする必要があるので、フィルターのコストが気になるようでしたら、いくつかの機種で比較検討するとよいでしょう。

空気清浄機の選び方のまとめ

 空気清浄機を購入する際に役立つ情報をまとめました。今や、空気清浄機は、どちらの家庭でも必要な家電になってきました。空気をきれいにする方法の違い、理解していただけましたでしょうか?それぞれの機種の機能の大きさ、種類を読み解く方法もご説明しました。ご自宅で必要な機能をよく考えられ、ふさわしい機種を選んでくださいね。

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