⑧エアコンの選び方「しろCos.net」

夏の暑さ、冬の寒さは年々激しくなっているような気がします。エアコンは、そんな日本の暮らしには必須です。エアコンは、以前のエアコンからずいぶん進化しています。例えば、省エネ効率、フィルター自動洗浄機能、風が直接人に当たらず室内環境を最適に整える気流制御機能などです。ここでは、エアコンの最新情報をご紹介します。

〇最近主流なエアコンのタイプ

・省エネタイプ

エアコンのエコ&省エネ効率は、進化の一途をたどっています。センサーや気流制御技術が搭載され、エアコンの省エネ性能は大幅にアップしました。例えば8畳タイプで、10年前に比べ、電気代が30%以上も安くなっています。

・自動洗浄機能搭載タイプ

エアコンのフィルターの清掃って、めんどうですよね?でもフィルターの目詰まりは、エアコンの効率を下げます。お手入れが楽な自動洗浄機能付きエアコンが増えています。

・気流制御機能搭載タイプ

今までのエアコンは、風が当たるところは寒くて部屋の隅っこは暑かったです。今や、ロング気流なら、リビングの奥まで風が届きます。また、気流を循環させて部屋全体の温度を整えるサーキュレーション気流など部屋全体を快適に保ちます。

◯エアコンの選び方

エアコンには、そのエアコンの能力に最適な部屋の広さがあります。たいていの場合、「〇〇畳向け」と畳数の目安が書かれています。

目安には、「8~12畳」というように幅を持たせて書いてあります。最小値は木造住宅、最大値は鉄筋など密閉性の高い住宅に設置する場合の目安です。基本的には、エアコンに表示されている「○○畳向け」を参考にしてエアコンを選べばいいでしょう。

ただ、エアコンを設置する部屋の条件によっては、表示通りでは効きが悪いときがあります。例えば、西日が当たる部屋などです。できれば、ひとまわりぐらい余裕を見てエアコンのサイズを選んでくださいね。

広さ/KW(冷房基準)冷房(木造)(鉄筋)暖房(木造)(鉄筋)
6畳用/2.2KW木造:6畳鉄筋:9畳木造:5 畳鉄筋:7畳
8畳用/2.5KW木造:7畳鉄筋:10畳木造:7畳鉄筋:7畳
10畳用/2.8KW木造:8畳鉄筋:12畳木造:8畳鉄筋:10畳
12畳用/3.6KW木造:10畳鉄筋:15畳木造:9畳鉄筋:12畳
14畳用/4.0KW木造:11畳鉄筋:17畳木造:11畳鉄筋:14畳
18畳用/5.6KW木造:15畳鉄筋:23畳木造:15畳鉄筋:18畳
20畳用/6.3KW木造:17畳鉄筋:26畳木造:16畳鉄筋:20畳
26畳用/8.0KW木造:22畳鉄筋:33畳木造:21畳鉄筋:26畳

表を見て頂ければわかるように「○○畳向け」でも大きく変わります。

また、暖房能力は冷房にくらべて弱くなっております。機種によっての能力差も大きいです。

暖房もしっかり使いたい場合は暖房の定格KWも確認しましょう。

〇設置場所のチェックポイント!

エアコンの能力と部屋のサイズも考えて注文したのに、届いたエアコンを設置しようとすると取り付けられないという失敗がないように、室内機や室外機を置く場所、コンセントの位置と形状などをしっかり確認しましょう。

•室内機の設置場所

室内機を設置する場所は、天井まで7cm以上、左右の壁とは5cm以上、空ける必要があります。

・室外機の設置場所

室外機の設置では、前方25cm以上、後方5cm以上、左右10cm以上のスペースを確保する必要があります。

・コンセントの形状

エアコン専用のコンセントは100V用(15A・20A)と200V用(15A・20A)など4種類。プラグの形状も異なりますから要チェックです。

また、最近ではエアコン専用コンセントがついていないと取付工事をしてもらえない販売店が多くなっております。専用コンセントがない場合は電源工事もお願いできるところに頼みましょう。

この件について家電店のエアコン売り場の方に聞いたところ、部屋の普通のコンセントからだと別のコンセントとつながっている場合がありタコ足配線のような状態になってしまい、エアコンは特に大容量の電気を長時間つかう商品のため加熱や火災につながることもあるとのことです。

説明書や業界団体も「エアコンには専用コンセントを使いましょう」となっており、専用コンセントを使用しないで取付工事をおこない、万が一火災などが発生した場合には、お店の責任問題にもなります。

ですので、「安心して使っていただけるように専用コンセントを使ってください。」と言われまして納得しました。大手量販店はほぼこのようですね。

〇「標準取付工事」に含まれる内容

エアコンを購入する際には、エアコン代の他に「標準取付工事費」が必要です(※最近のネットショップでは工事費を一切無料にしていることころが多いです)。「標準取付工事費」の範囲を超えると追加料金がいりますので、「標準取付工事費」に含まれている内容をご説明します。

・木造モルタルで1か所穴を開ける

室内機から水を排出するための穴を1か所空けるだけなら標準取付工事の範囲ですが、販売店によって追加料金が発生することもありますので事前に確認しましょう。

・4m以内の配管工事

*この場合は追加料金がかかるよ。

室内機の排水ドレンホースを取り付ける配管工事で、室内機と室外機の間が4mまでは標準取付工事となります。

・屋根や壁面への設置

屋根や壁面への設置や、天井からつり下げる場合は、追加料金が発生します。

〇標準取付工事費の目安

「能力/価格」標準工事費
~2.2kw9,515~13,176円
2.2~4.0kw9,515~17,143円
4.0kw~14,515~24,000円

最近は、ネットショップでも販売だけでなく、配送、取り付け・取り外し、下取りまで対応しているところが増えています。工事費の有料無料は商品の詳細箇所に記載がありますので購入前にチェックしてみてください。

エアコン 工事費込 6畳

〇その他のチェックポイント

•電源電圧

もし、20畳以上の大きな部屋に大型エアコンを設置する場合、電源電圧が200Vに対応という機種があります。自宅が200Vの電圧に対応していなければ、エアコン設置とは別に工事費が必要です。

•冷暖房能力

エアコンに4.2kWh(0.9kWh~5.5kWh)と表示されている場合、4.2kWhがエアコンの能力です。素早く温めたい、冷やしたいという方や、寒冷地で使用する方は、カッコ内の最大値が大きいものをおすすめします。

•期間消費電力量

期間消費電力量に電気代(1kWhあたり約22円)をかければ、だいたいのエアコンの年間電気代がわかります。この値が小さければ、使用する電気量が少なくて済みます。つまり、これは、省エネの目安で小さいほうが省エネです。

•冷暖房平均エネルギー消費効率

COPも省エネの目安で、エネルギー効率を示しています。COPの値が大きければ、省エネです。

•省エネ基準達成率

文字通り、省エネ基準をどれだけ達成しているかを数値化したものです。%表示されていて、数値が高ければ省エネであるということを示しています。

•機能

メーカーは、エアコンに除湿機能は言うに及ばず、空気浄化機能、自動フィルター清掃機能などさまざまな機能を付加しています。自分に必要な機能を見極めてエアコンを選びましょう。

同じ能力のエアコンなら、安い方を選びたいのが人情ですが、高価格帯の高級機種は、省エネ性に優れ、便利な機能がついています。初期費用だけで判断するのではなく、ご自分に必要な機能かどうか、またランニングコストはどうかという点も考慮して、あなたに最適なエアコンを選んでくださいね!

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