
冷蔵庫は白物家電の中でも、もっとも価格が高いのとサイズも大きいと言われています。
また、5年以上、中には10年以上使う方もいるため、しっかりと吟味してから買いたい家電の一つ。
ただ、近年は冷蔵庫の機能やサイズも多様化しており、「どんなサイズが良いんだろう?」、「最近流行りの機能ってどんなのがあるの?」と感じている方も多いでしょう。
そこで今回は、冷蔵庫を選ぶ際のポイントや、最近流行している冷蔵庫の機能をご紹介します。
Table of Contents
〇冷蔵庫・冷凍庫のトレンド
冷蔵庫は家庭に欠かせない家電の一つです。
地震や台風で停電した際に、「冷蔵庫が使えなくて困った」という経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。
最近の冷蔵庫は、ただ冷やすだけの家電ではありません。
人々のライフスタイルの変化に沿って、冷蔵庫も進化してきているのです。
最近では、食材の鮮度を保つ機能が付いた冷蔵庫も登場しています。
また、省エネ性能も高まっているため、買い替えた方が節電に繋がる製品もあります。
【省エネモデルの冷蔵庫】
最近人気が高まっているのが、省エネに特化した冷蔵庫です。
冷蔵庫には、省エネ評価というものがあり、星1つから星5つで評価されます。
(星が多いほど省エネ度が高い)
省エネ評価満点の5つ星の冷蔵庫では、年間の電気代が7000円以下という製品も出ており、買い替える要因の一つとなっているようです。
また、省エネ5つ星製品の中には、年間の電気代が5000円をきるものも出ているため、「最近電気代が高いのが気になる」、「うちの冷蔵庫は古いから電気代が高い」という方は、検討してみることをオススメします。

【500L以上の冷蔵庫】
近年の冷蔵庫のトレンドが、大容量のものです。
断熱材の性能が進歩し、以前と同じサイズでも、冷蔵庫に保存できる量が上がっているのが近年の傾向。
冷蔵庫に入れられる容量の差は、見た目のサイズは同じでも、10年以上前の製品と比べて100リットル以上になっている製品もあります。
スーパーの特売日に食材をまとめ買いをして、1週間それらを調理して過ごせば、食費の節約にも繋がるでしょう。
【観音開きの冷蔵庫】
観音開きとは、ドアの左右どちらからでも開けることができるもののことを指します。
「フレンチドア」とも呼ばれています。
近年は、家電にもスタイリッシュさやデザイン性の高さを求める人が続出。
その結果、白物家電でもカラーバリエーションが増えたり、デザインが凝っているものが出たりしています。
なお、観音開きはデザイン性の高さだけではありません。
一般的な冷蔵庫と比べて、冷気が逃げにくいため、節電にも繋がると言われているのです。
他の冷蔵庫よりも費用が高くなってしまうかもしれませんが、「インテリアにこだわりがある」、「節電に繋がる冷蔵庫が良い」という方は、観音開きの冷蔵庫も候補に入れてみてはいかがでしょうか。
〇冷蔵庫の種類
一口に冷蔵庫と言っても、近年はバリエーションが増えてきています。
そのため、家電量販店に行く前にネットやメーカーのパンフレットなどから情報を得てからにしましょう。
なお、ネットの方が価格が安いこともあるため、冷蔵庫を買う際はネットショッピングも検討してみても良いかもしれません。
冷蔵庫には主に、冷凍冷蔵庫、冷凍庫、冷温庫の3種類があります。
【冷凍冷蔵庫】
日本で浸透している家庭用冷蔵庫といえば、冷凍冷蔵庫でしょう。
冷蔵室と冷凍室に分かれているのが特徴です。
また、ある程度の容量以上の冷蔵庫であれば、それらに加えて野菜室や、製氷室が別々に備えられています。
なお、最近では食品が熱を持っている状態から一気に冷凍できる「急速冷凍室」といった機能を持っている冷蔵庫も人気が高まっています。
【冷凍庫】
冷凍に特化しているのが冷凍庫です。
業務用として、食品を扱う仕事をしている方や、飲食店関係者が買うことが多いそうですが、中には「冷凍冷蔵庫の冷凍室だけだと足りない」といって、家庭の2台目の冷蔵庫として購入する方もいるそうです。
業務用も出ているため、100Lから500Lまでと、容量の種類もさまざま。
【冷温庫】
缶やペットボトルなど、主に飲料を冷蔵または保温する機能を持っているのが冷温庫です。
コンパクトで使い勝手が良く、寝室用に買う人もいるそうです。
価格もその他の冷蔵庫に比べると安価で、安ければ1~2万円前後で購入することができます。
○ 冷蔵庫の容量(L)の選び方とは?
冷蔵庫といっても、容量は100L~500Lなど、種類はさまざまです。
また、リットルで表示されても、「実際にどれくらいの量が必要かわからない」と感じる方もいるでしょう。
そんなときにオススメなのが、冷蔵庫の容量の目安の計算式です。
70L × 家族の人数 + 100L(常備品の容量) +70L(予備用の容量)
といった計算式で、家庭に必要な冷蔵庫の容量を調べることができます。
ただし、この計算式はあくまでも目安です。「乳児がいる」、「男兄弟が4人いるから食べる量が多い」など、各家庭によって必要な冷蔵庫の容量は変わってくるでしょう。
そのため、この容量を目安に製品の候補を挙げてみて、メーカーのサイトなどでサイズ感を調べてみてから、候補を絞っていくことをオススメします。
また、予算に都合がつくのであれば、先ほど出た計算値よりもなるべく大きい容量の冷蔵庫を買うことをオススメします。なぜなら、将来家族が増えたり、友人や知人を招いたりすることを考慮すると、大きい冷蔵庫を買っておいた方が良いからです。
(一人暮らしの場合は先ほどの計算式の値を目安にして良いでしょう)
○ ドアの開き方
冷蔵庫はキッチンに置くのが一般的です。そのため冷蔵庫を買う前に考慮しておきたいのが「ドアの開き方」です。
このドアの開き方を踏まえずに冷蔵庫を買ってしまうと、設置したあとで「食材の出し入れがしにくい」、「ドアが半開きまでしか開かない」といった状況になってしまうこともありますのでご注意を。
【右開き】
文字通り、開いたドアが右側に開くタイプの冷蔵庫です。
冷蔵庫の設置スペースの左側が壁の場合、食品を取り出しにくいので、注意が必要。
【左開き】
冷蔵庫のドアが左に開くタイプです。
右開きとは対照的に、冷蔵庫を設置した右側に壁があると、出し入れがしにくいため、不向きです。
【フレンチドア(観音開き)】
2枚のドアが付いており、両側に開くのがフレンチドアの特徴です。
片側だけ開けることもできるため、冷気が逃げにくいといったメリットもあります。
別名「観音開き」とも言われています。
【両開き】
1枚のドアが、右からでも左からでも開けられる、といった特徴を持っているのが両開きの冷蔵庫です。
両側から開けられるため、冷蔵庫を置くスペースが限定されにくいのが特徴。
しかし両開きに対応している製品が少ないのがデメリットとして挙げられます。
○ 冷蔵庫の使用用途
冷蔵庫を買う際に考えておきたいのが、冷蔵庫の使用用途です。
冷蔵庫といっても、種類はさまざま。それぞれの製品に特徴があります。
まずは、冷蔵庫を使用する人数をチェックしておきましょう。
ただし、一人暮らしであったとしても、「友人や知人を招いてホームパーティーすることが多い」、「料理を冷凍庫で作り置きしておきたい」という場合は、なるべく大型の冷蔵庫を選ぶことをオススメします。
なお、ほとんどの冷蔵庫が冷蔵室と冷凍室が分かれています。
中には野菜室や、製氷室が分かれている場合も。
自身にとって、「どの部分が大きいと便利か」を考えるのも、冷蔵庫選びの際のポイントです。例えば「実家が農家で、野菜を送ってくれるから、野菜室が大きいものがいい」、「作った料理を冷凍しておきたいので、冷凍室が大きいものがいい」など、自身のライフスタイルによって冷蔵庫の種類を選ぶと良いでしょう。
○ 冷蔵庫のサイズ
冷蔵庫のサイズは、一般的に容量が多いほどサイズも大きくなる傾向があります。
特に、大容量の冷蔵庫が欲しい場合は、冷蔵庫を置くスペースだけでなく、設置場所にいたるまでの廊下やドアの横幅もチェックするようにしましょう。
中には「買ったのに、部屋に入らなかった」という方もいるため、必ず冷蔵庫を買う前にサイズを測っておくようにしてください。
なお、冷蔵庫を置くスペースを測る時は、冷蔵庫の放熱のため数センチ余裕を持たせてチェックすることが必要です。
壁やその他の家電・家具にピッタリつけて冷蔵庫を設置してしまうと、冷蔵庫の熱を逃がすことができず、故障につながる恐れがあります。
余分にとっておきたいスペースは
・左右2~3センチ
・背面3センチ以上
・上部 5センチ以上
が目安です。
また、集合住宅やマンションに住んでいる場合は、廊下やドアだけでなく、共用部のエレベーターや階段の横幅・縦幅も確認しておきましょう。
場合よっては、冷蔵庫を運ぶことができないこともあります。
○ 冷蔵庫の年間消費電力(kWh)
冷蔵庫は、ほぼ1年間休みなく使い続ける家電製品です。
「容量が小さい方が電気代も安いだろう」と小さい方の冷蔵庫を買ってしまうのはオススメしません。なぜなら、その製品のモデルによって、たとえ400Lと300Lの冷蔵庫でも、400Lの冷蔵庫の方が、年間消費電力が小さいということもありえるからです。
そのため、電気代を安く抑えたいのであれば、省エネ評価の高い冷蔵庫を選ぶようにしましょう。なお、メーカーのパンフレットや、サイトにはその冷蔵庫の年間消費電力が書かれているはずです。
1年間にかかる電気代の目安としては、それに約22円(1kWhあたりの電気代)をかけることによって算出できます。
(ただし、電気料金の契約方式によって値が変わってくるため、あくまでも目安です)
冷蔵庫の選び方のまとめ
今回は冷蔵庫の選び方をご紹介しました。
冷蔵庫は食品を保冷しておける家電です。
そのため、自身のライフスタイルによって、どれがピッタリな冷蔵庫かは変わってきます。
また、家電の中でも比較的大きいため、機能だけでなく「冷蔵庫が入るスペースがあるかどうか」も重要な要素。
・容量(70L × 家族の人数 + 100L(常備品の容量) +70L(予備用の容量)が目安)
・サイズ(仕様に記載のサイズ+3cmが目安)
をメインに、自分にピッタリな冷蔵庫を選ぶようにしましょう。

















